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トリミングサロン「ダニ」について

 こんにちは!
 姫路のトリミングサロン&GRACE店長トリマーTOMOYOです( ˆ ˆ )
  
  
 いよいよやつらの季節になりました。
 そう、『マダニ』です!!!
  
  
  
 日本に多く生息しているマダニは『フタトゲチマダニ』という種類で、
 体調は吸血前で3~8mm、血を吸うと10倍ほどに膨れ上がることもあります!!
  
 主な生息地は公園、河川敷、草むら、森、山など。
 緑が多く適度な湿気があるところを好みます。
  
 動きが活発なのは、春〜夏。
 秋〜冬にかけては卵から孵化した子供のマダニが活動するので
 1年中気が抜けません!!!
  
  
 マダニが寄生すると細菌やウイルスが体内に侵入します!
  
  
 【マダニが媒介となる主な病気】
  
 <バベシア症>
 バベシアという原虫が赤血球を壊し、貧血を引き起こします。
 貧血が重度になったり、多臓器不全を起こすと命の危険もあります。
 犬の症状:貧血、発熱、黄疸、元気消失
 人の症状:発熱、貧血
  
 <重症熱性血小板減少症候群(SFTS)>
 SFTSウイルスを運んでいるマダニに噛まれることで感染。
 人・犬共に同じ症状(犬は無症状のことの方が多い)
 発熱、消化器症状、頭痛、筋肉痛、意識症状や失語などの神経症状、リンパ節膨張、皮下出血や下血などの出血症状。
  
 <ライム病>
 細菌の一種「ボレリア」により引き起こされる人獣共通感染症。
 犬の症状:発熱、食欲不振、全身性麻痺、関節炎
 人の症状:噛まれた箇所とその周辺が赤くなり、発熱、倦怠感、関節痛、頭痛
 (放置すると、心膜炎や顔面神経麻痺が起こることも)
  
 <Q熱>
 「Query fever=不明熱」に由来しており、1935年にオーストラリアで原因不明の熱性疾患として初めて報告された。
 犬の症状:不顕性感染(軽い発熱や流産・不妊症など)
 人の症状:インフルエンザ症状と似た高熱や呼吸器官症状、肺炎など
  
 <エールリヒア症>
 複数のエールリヒア属リケッチア(動物や人の細胞内で増殖する細菌)によって引き起こされる感染症。
 わんちゃんの症状:急性の場合は発熱、鼻汁、塁間、食欲不信、元気消失、貧血など
 ヒトの症状:発熱、頭痛、関節痛、倦怠感、呼吸困難など(放置すると命の危険も)
  
  
 直接的な寄生によるものとしては、
 貧血、アレルギー性皮膚炎、ダニ麻痺症、マダニ媒介性疾患などがあります。
  
  
  
 もしマダニを発見したら動物病院に行って処置してもらいましょう◎
  
 マダニは頭を動物の皮膚に食い込ませて噛み付くので、無理やり引っこ抜くと
 頭部だけ皮膚の中に取り残されてしまう恐れがあります。
  
 また細菌やウイルスを運んでいる可能性もあるので、潰してしまうのもNG。
  
 ご自身で処置せず、焦らず動物病院へ!!
  
  
 噛まれる前に予防!
  
 予防策としては、まずお薬!
 今は色々な種類のお薬があるので、動物病院で聞いてみてください( ˆ ˆ )
  
  
 次にあまり草むらに入らないようにすることです。
  
 もし普段のお散歩コースに草むらがある場合は虫除けスプレー、首輪など
 こちらも色々な商品が出ていますよね♩
  
 お散歩から帰ったらブラッシングも忘れずにしてあげてください!
 あとは定期的なシャンプーとスキンシップ◎
  
  
 マダニから大切な愛犬を守りましょう!!
  
  
  
 読んで頂きありがとうございました◎
  
 ご質問・ご不明点ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
  
  
  
 店長トリマーTOMOYO
  
  
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  & GRACE ( アンドグレイス )
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